こちらの記事では、持分会社における持分譲渡とは何か、また、その方法について解説いたします。
持分譲渡とは?
持分会社の社員としての地位を持分といいます。
この持分の一部、または全部を第三者へと譲渡することを「持分譲渡」と言います。
持分譲渡の方法とは?
持分会社の社員は、他の社員全員の承諾を得れば、その持分の全部または一部を譲渡することができます(会社法585条1項)。
言い換えれば、他の社員全員の承諾を得なければ持分の譲渡はできないということですね。
ただし例外として、業務を執行することのない有限責任社員の持分については、業務を執行する社員全員の承諾を得ることで持分を譲渡することができます。(会社法585条2項)
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